スクワット後に腰痛?

名古屋市東区のパーソナルトレーニングスタジオ「AMBER X STUDIO」

代表パーソナルトレーナー生駒です。


本日はスクワットのフォームについてお話します。


スクワットは下半身を鍛える種目として、一番有名なエクササイズです。

様々なバリエーションがあり、下半身のプッシュエクササイズとして

当スタジオでも多く利用しています。


しかし、外部でパーソナル指導することがあり、

自身の指導していないクライアント様

からお悩みやご質問を受けます。


女性の方が多いのですが、

「トレーニング後にいつも腰が痛くなります・・・」

「どうして痛くなるんですか?」

などのように、時々受ける質問です。

ご自身の担当する、トレーナーに伺ってみたらどうですか?

と質問に対し断ることはしませんが・・・

後日、お引き受けした際にご返答をお約束しました。


そして担当した際にカラダの簡易チェック(姿勢や動作)とカウンセリングを済まし、

実際に普段行っている、メニューを伺いました。

その中で、代表的なエクササイズであるスクワットを拝見しました。

カラダのチェックの中でもDeep squatなどで動作のクセやカラダの機能不全を

絞り込むことが多いですが・・・

今回担当したクライアント様は、通常のスクワット動作(負荷なし)も問題点の

片鱗が垣間見えますが、

重量を担ぐ(スミスマシンやバーベルスクワットなど)とさらに顕著でした。


いろいろな目的で下肢のプッシュ種目であるスクワットを行いますが、

スクワットで痛みを誘発することは、ナンセンスです。

実際の写真がない為、

下記に図を載せます(参照:骨盤帯より diane lee)

下ろす局面で、過度に腰を反りスクワットを継続していました。

重りを担ぐとより顕著で、体幹部の支持が抜け背部の緊張が強い状況でした。

スタティックなアラインメントでも脊柱特に腰椎の前弯が強く、

また肋骨がリブフレア(下部肋骨の外旋)も顕著でらっしゃいました。

まだまだ、問題点は他のチェックで見つかっていましたが、

上記のカラダの状況を確認した場合、当スタジオでは

スクワットを重りを担いで行うことはすぐには

いたしません。

図:他のHPより改変

リブフレア(肋骨や胸郭が上に開いている状況)

がある程度制御できるようになったり(呼吸や横隔膜のコントロール)

骨盤のアラインメントをある程度修正したのちに

上の図のような、胸骨角や恥骨結合の距離が変化しない体幹部の

シリンダーを保つスクワットへとつないでいきます。(ある程度リブを閉めIAP高める)



今回のクライアント様は、

すでにオープンシザーズやバックグリッピングと言われるような、

腰椎伸展や肋骨や胸郭が開いている状況の方です。過剰に腰をそった

スクワットを行うことは、腰椎や椎間板に過剰に負担をかけ、

脊柱起立筋などにもさらなる緊張をもたらす恐れがあります。

トレーナーとして見落とす事がないように必ず注意しましょう。


エクササイズでクライアント様を知らず知らずのうちに、痛みを出すことは

避けねばなりません。

以上、スクワットで腰痛を出す1例でした。




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http://amberxstudio.amebaownd.com



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