名古屋市東区のパーソナルトレーニングスタジオ「AMBER X STUDIO」
代表トレーナーの生駒です。
本日は、ヴァイオリニストのカラダのコンディショニングについてです。
幼少の頃から毎日ヴァイオリンを弾く練習をしてこられ、現在も毎日数時間
にも及ぶ練習やレッスンをこなす日々が続いていらっしゃるクライアント様。
当初からのご要望は「肩痛」「背部痛」です。
初回のカウンセリング(SOAP)で、
練習量が増えた事と、
様々な箇所でモーターコントロールの破綻が見られていた事で
カラダがうまく使えず、一定の部位へ負担がかかっている
御状況でした。
疼痛を我慢したままでは、良いパフォーマンスは
出ません。
(※状況により医科を紹介します。)
【原因はカラダの硬さ!?】
当スタジオにいらっしゃる方の多くが、
「痛み」
「不調・不定愁訴」
を訴えます。
そして、カラダ、筋肉の硬さの悩みが非常に多いです。
今回のクライアント様も
・前屈ができない
・しゃがむことができない・・・など
動きの不良が見られました。
クライアント様からも
昔から硬くてと訴えがありました。
一見、カラダが硬いと思いたくなるのもわかります・・・
しかし
各関節や、個別の筋肉の柔軟性を確認した際は
(関節可動域)も良好でした。
ただ、こちらがクライアント様の関節を動かす際と、
ご自身で関節の動かす際と大きな可動範囲の差がありました。
【カラダの使い方が鍵】
「柔軟性を改善する戦略」
だけでは解決しないことが多くあります。
いわゆる「カラダの使い方」が大切で、
それらは適切な指導に基づく
運動によって培う必要があります。
今回の前屈やしゃがむ動作に関しましても、
数回のセッションで修正や動きの獲得ができました。
それに伴い、一部の痛みも消失しました。
【総合的なアプローチが大切】
痛みやカラダの動きの悪さ(いわゆる硬さ)を
改善するには、マッサージやストレッチだけではなく
運動(エクササイズ)で「カラダの使い方」(ロコモーションパターン)
へ介入し痛みの出にくい体を目指します。
正しく関節を動かすエクササイズ、
より緻密に素早く体を動かすエクササイズ、
ダイナミックに体を動かすエクササイズなど、
ヴァイオリン演奏の特性を踏まえ、
時々のカラダの状況を加味し
動きの多様性を獲得します。
そしてヴァイオリンのパフォーマンスの向上へと結びつけていきます。
ライフスタイルの指導も含め
総合的にサポートする必要が大切ですね。
今後のセッションは
「力を抜くという」運動・口頭指導ではなく、
「自然に力が抜ける運動」に着目した
指導へ力を入れていきます。
そうすることで、演奏時の余分な「力み」
をコントロールする礎を築きます。
クライアント様が痛みなく、軽やかに時にダイナミックに
演奏ができるようサポートしてまいります!
目標である
ハイフェッツやヴェンゲーロフのような
レジェンドなヴァイオリニストに近づけるよう、
微力ではありますがお力添えいたします。
名古屋市東区パーソナルトレーニング・ピラティス アンバーラボ
名古屋市東区で高品質なパーソナルトレーニング・ピラティスを提供するアンバーラボ
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